2D人間
2月 6th, 2017建築家いわく、僕は空間や立体物を「平面」に置き換えることに興奮を覚える2D人間で、今の仕事は天職らしい。
たしかに料理の盛りつけが自分でびっくりするくらい下手だ。
建築家いわく、僕は空間や立体物を「平面」に置き換えることに興奮を覚える2D人間で、今の仕事は天職らしい。
たしかに料理の盛りつけが自分でびっくりするくらい下手だ。
清里フォトアートミュージアムで、
井津建郎写真展「インド ― 光のもとへ」はじまりました。
ロゴからチラシなどの全体デザインと
地図などのパネルデザインなど、
アートディレクションを担当させていただきました。
3ヶ月間のロングラン。
写真に興味があるもそうでない人も一度みていただきたいです。
先日のコニカミノルタで騒然となった井津さんの「ブータン 内なる聖地」は本当に素晴らしい写真展でした。
それを超える内容とボリュームだと自信を持って言い切れます。
夏の山梨に行った際にはぜひ!
100kgのカメラで撮ったプラチナプリントはとんでもないです。ただただとんでもない。
中間調からライト側の階調の出方がとても繊細で、
その表現方法をはじめて拝見したときは一日ぼーっとしてしまいました。
パソコン画面では決して表現できない作品は、「写真」としての意味も説いていると感じました。
ほったらかし温泉とか中村農場寄って、
7月31日のトークショーに行こうかな。
<チラシ表>
<チラシ裏>
<エントランスパネル>
<地図>
<パネル>
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展覧会名:井津建郎「インド ― 光のもとへ」Kenro Izu: Eternal Light
会 期:2016年7月2日(土)~10月10日(月・祝)
休 館 日:6/20(月)~7/1(金)、7,8月は無休、9月以降は毎週火曜日
会 場:清里フォトアートミュージアム
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
■アーティストによるギャラリー・トーク:「インドー光のもとへ」
日時:7月31日(日)13:00~15:00
■出演:井津建郎、山岡淳一郎(ノンフィクション作家)
■山岡淳一郎/ 愛媛県生まれ。「人と時代」を共通テーマに政治、近現代史、医療、建築など分野を超えて旺盛に執筆。
時事番組の司会も務める。著書は『後藤新平 日本の羅針盤となった男』『原発と権力』『国民皆保険が危ない』他多数。
<芸術新潮広告 2016年7月号>
<毎日新聞広告 5段2分の1>
<産經新聞朝刊 全15段>
「須賀敦子を読む」(集英社)の装訂。
須賀さん所有の蔵書の本棚を
グリッド上に補正して載せてみました。
須賀敦子の担当編集者、湯川豊さんが、
須賀作品への深い思いを綴った、恋文のような一冊です。名作。
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文庫: 231ページ
出版社: 集英社 (2016/3/18)
ISBN-10: 4087454258
ISBN-13: 978-4087454253
発売日: 2016/3/18
内容(「BOOK」データベースより)
イタリアでの暮しを流麗かつ論理的な文章で綴った須賀敦子。彼女が五冊のエッセイ集を刊行したのは、還暦を過ぎてからのわずか八年間だった。物書きに憧れ続けた彼女はヨーロッパの生活で実に多くの人びとに出会った。そして帰国後、三十年近くのときを経て描かれた物語は古びることなく、いまなお読者の心を掴んで離さない。その須賀作品の魅力に迫る。第61回読売文学賞受賞作。
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amazonは、こちらから。
風景写真には中毒性がある。
カメラやレンズ、プリントにお金や時間をかければかけるほど、
その中毒性は増すことを自分でも感じる。
ルールや迷惑、ひどい場合は犯罪まで犯して
「自分だけしか」「人が撮れないもの」「評価されたい」なんて、
「写真」に撮らされているだけで、プロが見ればわかるし、
そんなものに一銭の価値もない。
公開したらしたで「自分は犯罪者」って自白しているようなものだ。
なにより、地球が魅せてくれる無限の絶景に対して、
その感謝と敬いを忘れて、「写真」のためだけに
その領域に踏み入れるような中毒患者には、
シャッターを切る資格なんてない。
哲学の木を思い追い続け、その最後を見守った中西敏貴さんが、
美瑛で最初に連れて行ってくださいました。
くわしくは、中西さんのblogで。
2016年2月25日。
まさか、一生のうちで、
一度でも登壇することはないだろうとおもっていた
カメラのお祭り「CP+」の富士フイルムブースで、
FUJIFILM SQUARE 企画写真展 「野口 健×藤巻 亮太 100万歩写真展」のスピンオフも兼ねて、
野口健さんとまさかのトークショー!をさせていただきました。
その名も
『Xと旅をする』
CP+開幕。
お仕事をご一緒させていただいた先生方もトークで大忙し。
本当にいい経験をさせていただきました。
紹介仕切れなかったみなさまごめんなさい。
富士フイルムのみなさま、関係者のみなさま、トークを聞きに来てくれたみなさま、本当にどうもありがとうございました。
CP+は28日まで。横浜に散歩がてら遊びに行ってくださいませ。
ちなみに、僕が出した旅写真はこれでした〜!
でした。小原玲さんがほめてくれたので、うれしい夜。
「OLYMPUS グローバルオープンフォトコンテスト 2015」
の結果が発表されました。
世界中から
約12万点
の作品応募をいただきました(びっくり!)
日本サイドの、若子ジェット氏、清水哲朗氏と。
審査員のみなさまと一枚一枚、吟味した結果・・
結果は、こちらから。
(OLYMPUS グローバルオープンフォトコンテストページより引用)
なんと、笑顔部門で選ばせてもらった
タイトル:Love in monsoon
ニックネーム:Suman Ballav
住んでいる国:India
がグランプリとなりました。おめでとうございます!
賞品も豪華っ!!
うっかり、僕の批評が載る結果に。
いやはや、恐れ多い。
でも僕はこの写真を見た瞬間、鳥肌が立ちました。
後ろのレインボーおじさんも効いてます!
オリンパスさま、
このような機会をいただき、本当にありがとうございました。
ハマっ子のバイブル「あぶない刑事」の最新作、
高評価大ヒット中「さらば あぶない刑事」の監督、
村川透さんをとことん追ったドキュメント本
「映画監督 村川透 (和製ハードボイルドを作った男)」(DU BOOKS)
の装丁をさせていただきました。
著者の山本俊輔さん, 佐藤洋笑さんとは
「NTV火曜9時アクションドラマの世界」の装丁でお世話になり
二度目、リピートありがとうございます!
村川透監督ご本人を初め、ご家族、映画関係者、出演者などに取材を行い、
松田優作とタッグを組んだ名作・『遊戯』シリーズを初め、
テレビドラマでは『探偵物語』、『あぶない刑事』など、
数々のヒット作を世に送り出してきた映画監督・村川透の
“モーレツ”映画人生に迫る初のドキュメント。
助監督時代の熱血的な仕事ぶり、師・舛田利雄監督とのこと、
盟友・松田優作との出会いや別れ、
『あぶない刑事』誕生に触れる逸話など、
初めて明かされるエピソードも満載。
<カバー>
<表紙>
<帯>
<本文>
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【本書の内容】
序章:タフでなければ、撮っていけない
第一章:山形の異端児、東京へ
第二章:助監督奮闘記
第三章:監督デビュー、そして挫折
第四章:松田優作と作り上げた伝説
第五章:舘ひろし・柴田恭兵『あぶない刑事』たちとの出会い
第六章:さらば、永遠の戦【と】友【も】よ
終章:老兵は未だ、闘い続ける
【著者プロフィール】
山本俊輔(やまもと・しゅんすけ)
1975(昭和50)年、東京生まれ。
立教大学卒業後、映像の世界へ。監督作『カクトウ便/そして、世界の終わり』(2007)で劇場公開デビュー。
映画監督業の傍ら、『デス・ゲーム・パーク』、『木更津グラフィティ』などの脚本や小説も多数執筆。
主な著書に小説『テイクファイブ 名画と愛と大泥棒』、
『脱獄学園島 ハイスクール・プリズナー』などがある。
2015年、初のノンフィクション『NTV火曜9時 アクションドラマの世界』を上梓。
佐藤洋笑(さとう・ひろえ)
1974(昭和49)年生まれ。
音楽雑誌編集者を経て、映画、音楽を主な執筆対象とするライター活動を開始。
「映画秘宝」、「ミュージックマガジン」などに多数寄稿。
並行して映画ZINE「映画時代」の企画編集に携わり、
長年に渡り「NTV火曜9時」枠関係者への取材や、イベントの主催を手がける。
2015年『NTV火曜9時 アクションドラマの世界』を上梓。
単行本: 312ページ
出版社: DU BOOKS
ISBN-10: 4907583702
ISBN-13: 978-4907583705
発売日: 2016/1/23
商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.8 x 2 cm
amazonは、こちらから。
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日本最大のカメラの祭典CP+2016の初日、
富士フイルムブースで
野口健さんとトークショーしちゃいます。
よかったら茶化しにきてね。
野口健&三村漢 トークショー
<Xと旅をする>
日時:2月25日(木) 15:10-15:50
▪︎会場=パシフィコ横浜
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
【CP+2016】藤里一郎さん&山田朱莉さん・野口健さん&三村漢さんXシリーズ スペシャルトークショー開催!http://fujifilm-x.com/cp2016/2016年2月25日(木)~2月28日(日)までパシフィコ横浜に…
Posted by FUJIFILM Xseries Japan on 2016年2月13日
12月17日、椙山女学園大学に呼んでいただき
特別授業「装う物語 装丁という仕事」の講義をさせていただきました。
記事はこちらから。
とても多くの生徒さんたちにご参加いただき、
驚いたのは、「興味がある」というよりは
「実際、装丁家やグラフィックデザイナーになりたい」生徒さんが多く、
独立する過程や、現場についての質問、裏話など、
こちらもマニアック全力でお応えさせていただきました。
講義後に一部の生徒さんたちとお食事にいきました。
仕事をして一番印象的だった言葉を聞かれ、
鷹匠の松原英俊がおっしゃっていた、
「狂気にも似た一途な想いを胸に抱いて生きろ」と答えました。
彼女達の未来もこの一言だとおもいます。
また呼んでいただけるように精進いたします。
ありがとうございました。
こんなにかっこいいフライヤーを生徒さん達が作って迎えてくれました。涙・・
またまた小森陽一先生と「オズの世界」(集英社文庫)の装丁を
させていただきました。
小森陽一さんとは、
DOG×POLICE 警視庁警備部警備第二課装備第四係(集英社)
2013年に「天神」 シリーズ開始。
2015年に、続編の「天神2 音速の鷲」
続けて、「天神3 イーグルネスト」
と継続的にタッグを組ませていただいております。
その小森先生の新刊書き下ろしが、『オズの世界』。
イラスト書き下ろしは、
イラストレーターの今村誠也さん。
さすがの熊本ご出身。
小森さん独特の世界観を
コドモゴコロたっぷりに膨らませた作品が上がってきました〜〜〜!
2014年10月に九州っ子は知らない人がいない
熊本の遊園地・グリーンランドにご同行させていただきました。
とんでもないとんでもな〜い広さだったなあ。50周年もすごい!
そして、その夜は一生忘れないやんちゃな天神の夜になりましたとさ。
小森さんのブログ「一期一会」でも
記事「新刊到着」にしていただきましたよっ。
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文庫: 332ページ
出版社: 集英社 (2015/11/20)
ISBN-10: 4087453863
ISBN-13: 978-4087453867
発売日: 2015/11/20
ディズニーランドで働くことを夢見ていた久瑠美が配属された先は九州のローカル遊園地だった!?
都会と田舎のギャップに困惑しながら、地方で人を感動させることの大切さを見つけてゆく成長物語!
amazonは、こちらから。
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おおっ!三部完結したはずの天神シリーズが
続編決定とのお知らせ。人気過ぎっ!
これはまた楽しみだ♡