Archive for 3月, 2014

もう3年。

火曜日, 3月 11th, 2014

当時、中3だった親戚の女の子は、
今月高校を卒業して、お姉ちゃんより歳をとった。

震災後、久々に会いにいったとき
「いいおとこをみつけたんだ」と、こっそり恋バナをしてくれた。

そういえば、はじめて野蒜に行った5年前も、
ホタテの貝殻置き場で隠れながら
「いいこをみつけたんだ」と笑顔で夏雲見てたっけ。

心の傷や喪失感は大人と同じなれど、
まんまるの眼は、しっかり前を向いていた。

それで喉まで出かかっていた「二人分」て言葉を
慌てて自分の一番奥深くに消し去った。

若きキミ。未来へと繋がり飛んでいけ!


『雲は答えなかった』著=是枝裕和(PHP文庫)

金曜日, 3月 7th, 2014

 
『雲は答えなかった 高級官僚 その生と死』著=是枝裕和PHP文庫
の装丁をさせていただきました。

映画「そして父になる」絶賛上映中の是枝裕和監督が
自身初のドキュメンタリー『しかし…福祉切り捨ての時代に』
(フジテレビ「NONFIX」1991年3月)放送後に、さらなる取材を試み、
29歳で執筆した処女作『官僚はなぜ死を選んだのか―現実と理想の間で』 (日経ビジネス人文庫) を
映画作家・想田和弘さんの、深くそして深い最高の解説を足して、
20年以上の歳月を経て、再発刊する運びとなりました。
 

『官僚はなぜ死を選んだのか―現実と理想の間で』


 
テーマは「水俣病訴訟」。
担当者が『官僚』であることに徹しきれなかった男を追った
現代に疑問を投げかけるノンフィクション作品ですが、
「夫妻の物語」であり「夫を失った妻のグリーフワークの物語」でもあります。
本当に本当に心を打たれる名作品です。是非読んでみてください!
 
装丁はとても好評で、名物書店員さまからも
「本日、「雲は答えなかった」入荷。
内容はもちろん 装丁、帯、タイトル(その字体も含めて)
素晴しい文庫となっての復刊ですね。
解説も本当に良くて、何度も読み返しています。」と
お褒めのお言葉をいただきました。
ありがとうございます!
 
<決定カバー 装画=出口雄大

  
<装画公開っ!>
好きだなあ。出口さんの世界観。


 
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今回、9種類のカバー案を出しましたが、
最終選考まで残ったのが、3つ。

著者である監督も含め、かなり迷いました。
あなたはどれが好み??
 
<カバー案2 装画=出口雄大

 

 
<カバー案3 写真=三村漢>

 

 
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自身の良心と、職責との板挟みの末の悲劇……。
1990年、水俣病訴訟を担当する官僚の自殺はそう報じられた。
だが妻の証言、彼の歩みを辿るうち、見えざる側面が浮かび上がってきた。
なぜ彼は、詩に「しかし」の言葉を刻み、
「雲は答えなかった」との結論に至ったのか。
その生と死は何を問いかけるのか。
若き日の是枝裕和監督が描いた渾身のノンフィクション。

文庫: 308ページ
出版社: PHP研究所
ISBN-10: 4569761550
ISBN-13: 978-4569761558
発売日: 2014/3/5

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3月の最重要作品となっております。(読売新聞3/6)

 
発売日はどうしても書店に脚が向く。

あった! 真ん中に♡

 
尊敬する葉山の画家・出口雄大さま、
大切な作品をありがとうございました。
 
PHP研究所の根本騎兄さま・村田共哉さま
そして、この本が出るきっかけとなった編集者・堀香織さま
装丁というカタチでこの作品に関われたこと、生涯の宝物です。
本当にありがとうございました。
 


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