「小説 新聞社販売局」幸田泉(講談社)
火曜日, 9月 22nd, 20152015年10月8日発売後即「3刷」決定っ!
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「小説 新聞社販売局」幸田泉(講談社)の装丁を担当させていただきました。
全国紙の元社会部記者が新聞業界「最大の暗部」を描いた、衝撃ノベル!
闇をおもいっきり暴いた、業界騒然の話題作です。
1500円で知っておいて損はないとおもいます。
発売後即「2刷」決定っ!おめでとうございます!!
積み重なった新聞から、砂漠を闇とたとえて
写真を合成してみました。
<カバー>
<帯>
<表紙>
<使用紙>
★カバー&帯
OKミューズマリン46Y120kg ニス引き
横に波がある紙で新聞が重なっている手触りと
砂漠の手触りを表現してみました。大成功。
★表紙 ピーチケント220kg
★見返し
OKサンド Y90kg ダーク
砂浜のような紙を使って砂漠のイメージが根付くように
仕掛けを作りました。
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新聞の原価は購読料の6割!?
新聞は「折り込み広告の包み紙」!?
ビジネスホテルやファミレスで
「ご自由にお持ちください」と
新聞が山積みになっている理由とは!?
あまりにも特殊で歪んだこの商法が、
新聞の存続を危うくしているのではないか!?
新聞を愛する人にこそ読んでいただきたい、
知られざる舞台裏とは――。
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某全国紙の大阪本社。
編集局から販売局に左遷された元社会部記者が、
複数の新聞販売店を束ねる「担当員」となり、
やがて知りたくなかった「闇」に足を踏み入れていく。
崩壊寸前のビジネスモデルに愕然とし、
「残紙」に抗議する大物販売店主の「入金拒否」に苦慮する
主人公・神田亮一39歳……。
「押し紙」を巡る激しい攻防、暗黙の裏ルール、
知る人ぞ知る「大幅値引き」、まさかの「公称部数水増し」!?
さらに、「天ぷらカード」、「抜き取り」、「ゴミ出し」、
「預け」、「ピンピン」、「ピンサン」と次々出てくる隠語の数々。
はたして「闇」はどこまで深いのか?
第一章 担当員
第二章 懸賞
第三章 入金拒否
第四章 大物店主
第五章 改廃
第六章 清算
エピローグ 斜陽
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単行本(ソフトカバー): 384ページ
出版社: 講談社 (2015/9/9)
ISBN-10: 406219709X
ISBN-13: 978-4062197090
発売日: 2015/9/9
商品パッケージの寸法: 19 x 12.8 x 2.1 cm
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編集者・丸山勝也さん、カバー写真の思案から着地、
希望紙の融通まで、本当にありがとうございました。