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2014年度ミズノスポーツライター賞 1,2フィニッシュ

木曜日, 3月 5th, 2015
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2014年度ミズノスポーツライター賞授賞式。

昨年出版されたスポーツノンフィクション本2000冊の中から、
金賞「洲崎球場のポール際/森田創」、
銀賞「球童 伊良部秀輝伝/田崎健太」
の装訂を偶然担当させていただきました。

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ダブル受賞で今日だけ売れっ子デザイナーです(笑)、と言いたいとこだけど、
僕はお力添えしただけなので、皆さんも是非、
本物のノンフィクションを読んでみてくださいませ。

獲るべくして獲った2冊。
そこに込められた著書の思いとは。
 
発表内容はこちらから。
 
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最優秀賞「洲崎球場のポール際』森田創著(講談社)
 
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優秀賞「球童 伊良部秀輝伝』田崎健太著(講談社)
 
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森田さん、田崎さん。
おめでとうございます!

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「善と悪 江夏豊ラストメッセージ」江夏豊・松永 多佳倫(KADOKAWA)

火曜日, 2月 10th, 2015
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「善と悪 江夏豊ラストメッセージ」
著=江夏豊・松永多佳倫(KADOKAWA)(ダ・ヴィンチBOOKS) の
装丁・ディレクションをさせていただきました。

今年のキャンプで、ちょうど今、
江夏さんは阪神タイガースの臨時コーチとしてグラウンドに立っている。
コアな野球ファンには、彼の野球解説が好きな人が多い。

表紙の撮影で江夏さんご本人にお会いすることができた。
(その時の様子は本書にて・・)

現役時代、その態度から「アウトロー」と呼ばれ、
いまでも数々の伝説で語り継がれる球界の怪物は、
人一倍真面目で、面倒見がよく、なにより優しい大男だった。

そして、撮影は荒木経惟さんっ!
「アラーキー語録」の仕事以来、久々にお会いすることができ、
少し体を壊していると聞いていて心配だったのだが、
相変わらず、めちゃくちゃめちゃくちゃ元気で、
内心嬉しくてニヤニヤしてしまいました。
 

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(左から、江夏さん、荒木さん、松永さん、三村、編集者川戸さん)
 
江夏さんの撮影には、荒木さんしかいなかった。
それを実現してしまう出版社の熱意とフットワークに感服。
やはりできると思えば「出来る」。

いざ。撮影。僕は江夏さんの表情ばかり気にしていた。
江夏さんも気を張っていたとおもう。
でもそんなに時間はかからなかった。

撮影を終わってから、笑顔の荒木さんが、
「やっぱりさ、江夏さんは左手だろ? 左手写さなきゃだめだろ」と一言。
堅さを味方にして、このカット。この人もまた怪物だ。

<カバー>
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<帯>
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<カバー+帯>
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<表紙>
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<別丁扉>
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<章扉>
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昔読んだ安部譲二さんの本の一説に
「今まで数え切れないほど服役経験者を見てきたが、
刑務所に入ってまともになって帰ってきたのは、山本譲司と江夏豊だけだ」
と言う言葉がずっともやもや解読できなくて、

「だからこそ、その人たちを裏切ってはいけないんだ」

この言葉を読んだ瞬間にそれが頭からすっと消えた。
この一言にすべて含まれていた。
野球好き、スポーツ好きは必読、
そうでなくても、すべての「人」に読んで欲しい一冊。

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単行本: 231ページ
出版社: KADOKAWA/メディアファクトリー (2015/2/6)
ISBN-10: 4040673751
ISBN-13: 978-4040673752
発売日: 2015/2/6
商品パッケージの寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm

江夏 豊(えなつ ゆたか)
1948年、奈良県生まれ。阪神タイガースなど5球団で活躍した元プロ野球選手(投手)。左腕から放たれる豪速球と駆け引きを武器に、プロ野球記録であるシーズン401奪三振を記録。『江夏の21球』やオールスターゲームでの9連続奪三振はあまりにも有名で、「20世紀最高の投手」との呼び声も高い。しかし、93年には覚せい剤取締法違反で逮捕。阪神タイガース球団創設80周年となる今年、春季キャンプ臨時コーチに就任した。

松永多佳倫(まつなが たかりん)
1968年、岐阜県生まれ。出版社勤務を経て2009年よりフリーランスとなり沖縄に在住。沖縄の民族、言語を研究するほか、ノンフィクションライターとして高校野球、サッカーといったスポーツジャンルで活躍。ラジオパーソナリティーも務める。主な著作に『最後の黄金世代 遠藤保仁』(KADOKAWA)、『沖縄を変えた男一栽弘義』(ベースボールマガジン社)、『マウンドに散った天才投手』(河出書房新社)など。琉球大学在学中。
 
amazonはこちらから
 
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品格の黄色って難しい。

品格の黄色って難しい。

「善と悪」いいタイトルだなあ。人であれ。
川戸崇央さんありがとうございました。

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【天神シリーズ完結】「天神3イーグルネスト」小森陽一(集英社)

火曜日, 1月 27th, 2015
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小森陽一さんの『天神』シリーズがここに完結です。
 

小森陽一さんとの最初のお仕事は、
DOG×POLICE 警視庁警備部警備第二課装備第四係集英社)でした。
 

2013年に「天神」 が始まります。
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2015年に、続編の「天神2 音速の鷲」
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続けざまに「天神3 イーグルネスト」TENJIN3_COVER_f

で【3部作完結】完成です!
 
タイトル周りは、
数多くのタイトルデザイン案の中から、
3巻並べた時も思議して
明朝+ゴシックで色とバランスが、イラストと合致するよう整えました。
 
1,2巻と、ぶつかり合い、様々な人物に囲まれ成長を遂げていく中で、
今度は、場所を小松基地に部隊を移し、
互いに空の高みを目指していく、心にグッグッグッとくる物語です。
 
小森さんの描写力と情報の絡ませ方好きで好きで。
漫画に続き、映像化になるということで、
そちらもクビナガで待つ小森ファンの一人です。

書店用POPも担当させていただきましたよ。
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
文庫: 338ページ
出版社: 集英社
ISBN-10: 4087452654
ISBN-13: 978-4087452655
発売日: 2014/12/16
商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.5 x 2 cm
 
内容
この空は俺たちの手で護る!石川県小松基地に着隊したF‐15操縦士の陸と、
埼玉県入間基地で要撃管制官となった速。
二人のもとに届いたのは、全国のパイロットが一堂に会して
技術を競う“戦技競技会”開催の知らせだった―。
仮想敵には、かつて陸と火花を散らした先輩、浜名零児。
一度は袂を分かった陸と速だったが、それぞれの信念を貫くため、
力を合わせて空へ向かう。「天神」シリーズ第3弾。
 
amazonはこちら
から。
 
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小森先生に連れて行っていただいた熊本→福岡やんちゃナイトは
ほんとに一生忘れない忘れられない夜に! 天神は凄まじい!
騒ぎ疲れたシメの辛麺屋前にて。
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これからもよろしくお願いします!
 

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「洲崎球場のポール際」著=森田 創(講談社)

日曜日, 1月 25th, 2015
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祝!2014年度ミズノスポーツライター賞 金賞受賞!!

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「洲崎球場のポール際 プロ野球の「聖地」に輝いた一瞬の光」
著=森田 創(講談社)の装丁をさせていただきました。

これは著者の森田さんの『熱意』の本です。
野球好きでも伝説の「洲崎球場」をご存じの方は少ないのではないでしょうか?
戦前の記事を3000日分(それ以上?)読み返し、球場の模型(表紙や扉に掲載)まで完全に再現してしまう熱意。
野球をあまり見ない人が読んでも、描写に懐かしくなったり、言葉にグッときちゃいます。
なにより、読まれた方の評価が高いこと高いこと。
データと言葉、なにより「思い」に溢れた、
野球史の棚に必ずずっと残るであろう一冊になりました。
 
【カバー】
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【カバー+帯】
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【表紙】
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【扉】
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【書店さん用POP】
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146ミリ×104ミリ_2

146ミリ×104ミリ

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単行本(ソフトカバー): 274ページ
出版社: 講談社 (2014/10/31)
ISBN-10: 4062192500
ISBN-13: 978-4062192507
発売日: 2014/10/31
商品パッケージの寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm

東京下町、戦前は遊郭で賑わった洲崎にプロ野球専用の球場ができたのは、昭和11(1936)年のこと。
沢村栄治がノーヒットノーランを演じ、伝統の巨人阪神戦がここではじまった。
しかし、わずか1年後の昭和12年にできた後楽園球場にその場を奪われ球史から消えてゆく。
今年2014年は、巨人が誕生してから80年、来年は阪神がそれに続く。
「悲劇の球場」の詳細を野球少年だった著者が丹念な調査のもと蘇らせる。

amazonはこちらから
 
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森田創さま
いろいろな雑誌面で、本の秘話やサイドストーリーを拝見しました。唸りました。
熱意をカタチにする大事さをこれからも念頭に精進したいとおもいます。
本当にありがとうございました。

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写真集「遠山郷 霜月祭 あらびるでな」秦達夫(信濃毎日新聞)

月曜日, 12月 8th, 2014
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写真家・秦達夫さんの写真集「遠山郷 霜月祭 あらびるでな」(信濃毎日新聞
アートディレクションをさせていただきました。
 

 
秦達夫さんとは、
Nature Photo Aid 2011が始まりで、
その後3年間。
Nature Photo Aid 2012
Nature Photo Aid 2013ミュゼふくおか
Nature Photo Aid 2013
 
その間に、
写真展「山岳島 屋久島」/(キヤノンギャラリーS)のディレクションなど
長きにわたりお仕事をさせていただいている写真家さんです。

SanDiskさんとの写真誌8誌8種類広告ジャックも楽しかったなあ。
 
<写真展「遠山郷 霜月祭 あらびるでな」キヤノンギャラリー銀座にて好評開催中!>
2014年12月4日(木)~ 12月10日(水)キヤノンギャラリー銀座
2014年12月18日(木)~ 2015年1月6日(火)キヤノンギャラリー仙台
2015年2月19日(木)~ 3月4日(水)キヤノンギャラリー名古屋
 
そんな秦さんが、
故郷の祭りを20年間撮り続けて、その集大成としてこの写真集を作りました。
それもハードカバー限定版300部と、ソフトカバーの2種類も!
 
<カバー>

 
<帯>

<カバー+帯>

 
<表紙>

<ハードカバーにはフィルム作品16ページ増の特別仕様>

<本文ちらり>

 

 

 

 

 
<MAPも作ってみたり>

 
<DM>

 
<A4チラシ>

 
<新聞広告も4種類!>


 

 

 
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<内容紹介>
飯田市の旧上村、南信濃村地域「遠山郷(遠山谷)」で受け継がれる
湯立神楽を写した写真集。
祭りは、旧暦の霜月、谷の各所の神社で繰り広げられ、
社殿の中央に据えた湯釜を囲み、神を模した面を着けた里人が舞います。
著者は遠山郷出身のプロカメラマンで、国内外の風景をテーマにする傍ら、
故郷の祭りを20年間にわたって撮り続けており、本写真集はその集大成です。
静寂な山里が祭りによって熱くなり、混沌としていく様子を、
ワイドで迫力ある写真の数々と、人々の表情が伝えます。
解説・監修は櫻井弘人氏(飯田市美術博物館学芸員)。

<秦達夫>
1970年長野県南信濃生まれ。自動車販売会社退職後、バイクショップに勤務。
家業を継ぐ為に写真の勉強を始めるが写真に自分の可能性を見出し写真家を志す。
写真家竹内敏信氏のアシスタントを経て独立。
故郷の湯立神楽「霜月祭」を20年間取材した『あらびるでな』で
第八回藤本四八写真賞受賞。
『山岳島 屋久島』写真集(日本写真企画)は8年間で400日を越える取材を敢行。
日本写真家協会会員、日本写真協会会員、Foxfireアドバイザー

出版社: 信濃毎日新聞社 (2014/12/2)
ISBN-10: 4784072519
ISBN-13: 978-4784072514
発売日: 2014/12/2
商品パッケージの寸法: 25.8 x 18.2 x 1.4 cm
 
amazonはこちらから
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
秦達夫さん、編集の内山郁夫(信濃毎日新聞)さん、
大きな大きな仕事に関わらせていただき
本当にありがとうございました。
自分も長野県には特別な感情があるので、
オール長野で一冊が出来たこと、
一生残る大切な一冊になりました。
これからもよろしくお願いします。


 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
<写真展「遠山郷 霜月祭 あらびるでな」キヤノンギャラリー銀座にて好評開催中!>
2014年12月4日(木)~ 12月10日(水)キヤノンギャラリー銀座
2014年12月18日(木)~ 2015年1月6日(火)キヤノンギャラリー仙台
2015年2月19日(木)~ 3月4日(水)キヤノンギャラリー名古屋
 
<2014/12/04 写真展オープニングパーティーにて>

↑ご本人多忙のため、捕まえられず・・・お世話になってる写真家さん達と♡
左から
HARUKIさん、福田健太郎さん、菊池哲男さん、鹿野貴司さん、小澤太一さん。
すごいメンバーっ!

<2014/12/11 フィナーレ>

↑ご本人、捕まえる・・・お世話になってる写真家さん達と♡
左から
朝山まり子さん、深澤武さん、秦達夫さん、鹿野貴司さん、小澤太一さん。
相変わらず、すごいメンバーっ!
 
 

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「天神2 音速の鷲」 小森陽一 (集英社文庫)

土曜日, 10月 18th, 2014
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前作「天神」がバカ売れなので、続編でございます。

「天神2 音速の鷲」 小森陽一集英社文庫)の
カバーデザインをさせていただきました。

海猿」の原作家・小森陽一さんが書き下ろした
ファイターパイロットを目指す若き候補生2人の
青春交錯ドラマ・第2巻です。

引き続き、表紙イラストは、1巻同様TAMTAMさんにお願いしました。
くぅ〜〜男子ゴコロくすぐられる。かっこよすぎです。

2点のTAMTAMさんの書き下ろしをドッキング。
いろいろな組み合わせの中から、こちらが選ばれました。
  

疾走感を出したブルーなメインタイトルと組み合わせ、
最高の飛行と着地♡ 完成でございます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
文庫: 340ページ
出版社: 集英社 (2014/10/17)
ISBN-10: 4087452425
ISBN-13: 978-4087452426
発売日: 2014/10/17
  
宮崎の新田原基地に配属された新米戦闘機パイロットの陸は、
憧れのF-15を操縦できることに興奮を隠せない。
しかしそこでは教育課程と違った厳しい現実が待っていた──。
『天神』シリーズ第2弾!

amazonはこちらから

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著者の小森陽一さん、イラストレーターのTAMTAMさん、
編集者の飛鳥壮太さん、いつもありがとうございまーっす!

 

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写真集「剱」志水哲也(山と溪谷社)

金曜日, 9月 26th, 2014
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写真集「剱」志水哲也(山と溪谷社)の
アートディレクションをさせていただきました。
 
そう、「剱」といえば、北アルプスの俊英・剱岳。
新田次郎『劒岳 点の記』でもおなじみ、山野郎憧れの名山を、
沢登りの神様、黒部の雄・志水哲也さんが撮りました。


 
 
父・三村淳のデザイン事務所で働いていたときに、
関わらせていただいた写真集『黒部』からはや12年っ!まじか。
 
今回、ヤマケイ名編集者・神長さんとチームで、
久しぶりのお仕事させていただけたこと、
自分の中で大きな一歩となりました。

<カバー>
写真が持つ凄まじさに見た瞬間圧倒され、一発で決まり。

 

<表紙>
ベージュの紙に黒で刷ると、カラーとは違った品格が出る。

 
<タイトル作字>

「剱」という字。
これは旧漢字だと「劔」になってしまい、拾うに拾えない。
ですので、資料を参考に、一から作ってみました。
クセが残るように。
 
【ボツたち】

 
<本文をチラリ>
一枚の力。見開きの相乗。圧倒。

 

 

 

 

   
 

<撮影データ>
撮影データとキャプションの見やすさを考えて見開き単位で収録。

<巻末文>
これがまた、東京都写真美術館の学芸員・関次さんっていう最高。

 
<印刷>
大日本印刷の敏腕プリンティングディレクター荒井雅行さんと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
志水哲也(しみず・てつや)
1965年横浜市生まれ。高校時代から登山を始め、国内外での単独登攀、黒部川前支流探査など登山家として知られる。1997年に富山県宇奈月町(現黒部市)に移り住み、写真家としての活動を本格化。2004年の正月番組『黒部幻の大滝に挑む』(NHK総合、剱沢大滝の撮影を追ったドキュメンタリー)で話題を呼ぶ。2011年頃から黒部の風景、動植物などを含めたその環境を写真と動画で記録し、次世代に残していく仕事に着手。

■著作
大型写真集
『黒部』山と渓谷社2002年
『日本の幻の滝』山と渓谷社2007年
『水の屋久島』平凡社2008年
『森の白神』平凡社2011年

■著作小型写真集・写文集・グラフィックブック
『黒部物語』みすず書房2004年
『黒部からの言葉三部作』ハート工房/桂書房2004年
とやまグラフィックブック『称名滝』TC出版2006年
とやまグラフィックブック『立山杉』TC出版2009年
とやまグラフィックブック『朱鷺』TC出版2012年

■著作エッセイ集
『大いなる山大いなる谷』白山書房19992年刊
『果てしなき山稜』白山書房1995年刊
『黒部へ』白山書房1999年刊
自叙伝『生きるために登ってきた』みすず書房2011年刊

■著作連絡先
志水哲也写真事務所
電話0765-65-2911
http://www3.nsknet.or.jp/~guriguri/
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
大型本: 96ページ
出版社: 山と溪谷社 (2014/9/20)
ISBN-10: 4635546578
ISBN-13: 978-4635546577
発売日: 2014/9/20
商品パッケージの寸法: 30.2 x 25.2 x 1.4 cm

amazonはこちらから
 
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こうして、また
写真家・志水さん×編集者・神長さん×PDの荒井さんとチームを組めて、
1つの着地をできたこと、とても光栄に思います。
いい経験をありがとうございました。
1つの大きな階段として、本棚真ん中に飾っておきます!
 

もう紅葉の季節。山いってこよーっと。

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「トイレをつくる 未来をつくる」写真・文=会田法行(ポプラ社)

火曜日, 9月 23rd, 2014
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写真家・会田法行さんと出会って、もう5年。まだ5年。

5年前、地球環境を伝える写真家プロジェクトEYEWITNESS
アートディレクション(ロゴもwebも)を担当させていただいたのが、
会田兄さんとの最初の出会いだった。

同じ「横浜住み×クセ酒好き」ということで、すぐに意気投合して、
それからは週2回、ひたすらエクストリームビール飲んでたっけ。

最初に飲みに行ったときの写真。会田さんが写っている写真の半分は寝ている。


 
他にも、本のサブタイトルを考えるためにタイのチェンマイに滞在したり、
終始誰にも会わない冬山に登って、雪に埋もれた秘湯を掘り起こしたり、
ひたすらプリン体食べたり、書き切れないエクストリーム仲間なわけです。

そして、ポプラ社の名編集者Hさんのおかげで
やっとやっと、がっつりタッグを組むことができました。

写真絵本「トイレをつくる 未来をつくる」
写真・文=会田法行(ポプラ社)のアートディレクション。

<カバー>

 

<帯>

 

<奥付(すてき♡)>

<印刷>
僕がデザインを始めて右も左も分からないとき、
「印刷」についていろいろ教えていただいた
凸版印刷の名プリンティングディレクター十文字義美さんにお願いして
ベストな布陣で進行! 結果、最高の着地となりました。
  

 
う〜ん、また寝てる。

チェンマイの危険な昼寝

<内容>
東ティモールのマヌタシ村にいくと、みんながせっせと穴を掘っていました。
みんなで一生懸命、トイレをつくっているのです。

日本ではあたりまえにあるトイレですが、とても大切なものだって知っていましたか?
トイレがないと、屋外でうんちをします。すると、うんちに蝿がたかります。
その蝿はご飯にもたかるので、間接的にうんちを食べてしまうことになります。

東ティモールではそんな不衛生な環境が、子どもたちの多くが下痢やコレラ、
赤痢などの病気にかかる原因となっています。
その環境を変えてくれるのが、トイレです。

トイレと未来、この本でつながっています。

<本文をスラっと>

 

 

 

 

いやー!FUJIFILMX-E2の特徴を生かした作品群。
会田さんの写真の何が凄いかって、
会田さん「だけ」の領域と構図で、伝えたいことを一枚に載せている。

そして、それを後押しする独特の臨場感で書かれる文章っ!

だからページをめくるごとに、その世界観に飲まれて行くんです。
絶対、子供自身に読ませてほしい一冊ですよ!
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
会田法行(あいだ・のりゆき)
1972年、横浜市に生まれる。アメリカのミズーリ大学ジャーナリズム学部卒業。
朝日新聞写真部を経て、03年よりフリーのカメラマンとして独立。
現在は「水」をテーマに国内外で長期的なドキュメンタリーに取り組んでいる。
早稲田大学大学院、非常勤講師でもある。
著書に
被爆者―60年目のことば
プロイ―HIV母子感染孤児プロイヘの手紙
砂上の船 水上の家―アラル海とツバル・ふたつの水物語
春を待つ里山―原発事故にゆれるフクシマで』(以上、ポプラ社)
Street of Baghdad―バグダッド 路上の少年たち』(新線社)がある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
大型本: 40ページ
出版社: ポプラ社 (2014/9/16)
ISBN-10: 459114108X
ISBN-13: 978-4591141083
発売日: 2014/9/16
 
amazonはこちらから

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
この冬も、辺境行きましょ♡
今後ともよろしくお願いいたします。


 
 
 

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オリエンタル×ビストロ 池袋『アガリコ』が教える 新感覚エスニック・バルメニュー アートディレクション

金曜日, 9月 12th, 2014
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『魔法のおいしさ オリエンタル×ビストロ
池袋『アガリコ』が教える 新感覚エスニック・バルメニュー』(旭屋出版)
の全料理撮影とデザイン・レイアウトの
総合アートディレクションをさせていただきました。
 

 
アガリコは、池袋を中心に北千住、中野、札幌、町田など
朝まで営業している予約必至の超大人気ビストロ・バルです。
一度くぐったら、もうやめられないお店って、久しぶりに会ってしまいました!
 

だって、オーナーは「モンスーンカフェ」の旗艦店で
料理長などを歴任した大林芳彰さん。

撮影をご一緒させていただきましたが、
発想を楽しそうに目の前に落とし込むスピード、優しさ・・・うん。納得。
これなんだろうなあ・・ずっと見てたかった。
 
他に追随を許さない、積極的かつ楽しさかつ温かさを
カバーに落とし込むために、
アガリコのみなさんと試行錯誤した結果、ドンピシャの着地になりました。
 
<カバー>

<中身をチラり>
 

 

 

 

 

 

 

 

 
事前にレシピを決めていても、現場で自在に変化していく様を切り取りたく、
絞ったレモンやまな板のままの料理などなど…
写真もできるだけ解放してもらい、超ラフに作らせていただきました。

EXTREME FOOD ONLY!!
な一冊できました。

事前予約だけでamazonアジア料理部門一位になる顧客層の厚さ。
愛され方。

カンタンに作れるものから、パーティーで出したら優勝できるものまで
ご自宅に贈り物に、ぜひ一冊いかがですか?

amazonはこちら
から

 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
 
単行本: 111ページ
出版社: 旭屋出版 (2014/8/25)
ISBN-10: 4751111019
ISBN-13: 978-4751111017
発売日: 2014/8/25
商品パッケージの寸法: 25.6 x 20.8 x 1.2 cm
 
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「韃靼の馬」辻原登(集英社文庫)上・下巻

日曜日, 7月 20th, 2014
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司馬遼太郎賞第15回受賞作品である
「韃靼の馬」辻原登(集英社文庫)上・下巻の装丁をさせていただきました。

著者の辻原登さんは、
自宅の近所の神奈川近代文学館の館長さんでもあります。
 
単行本であった「韃靼の馬」の文庫化にあたり
2012年「許されざる者」に続き、装丁を担当させていただきました。
 
【2011年の単行本】

 
【内容】
対朝鮮貿易を取りしきる対馬藩危機存亡の時に、
窮余の一策が「幻の汗血馬」を馬将軍吉宗に献上することだった。
その使命を帯びたのは……かつて朝鮮通信使警固を務め、
藩と幕府を救った藩士は文武に秀で、
消えゆく神代文字が読める若者だった。
壮大なスケールで贈る一大冒険ロマン!

前半は朝鮮通信使の話、
後半は韃靼の地に天馬を探しに行く話。
めっちゃ面白いなあ。一気に読破。
 
…ということでメインになる写真探しからスタート。

内容に合った写真を考えた時に
「モンゴル」「最強」「馬」といえばこの人しかおりません。

1997年からずっとモンゴルを撮り続けている
大好きな写真家・清水哲朗さんにすぐ電話しました。

快諾していただき、何度も何度もやりとりを繰り返し、
最高の組み合わせを二人で探りました。馬とウマ。

【上巻】

【下巻】

 
清水哲朗さんは、
写真家竹内敏信さんの事務所で修行を積んだ後、23歳のときに独立。
その後、第1回名取洋之助写真賞
ナショナルジオグラフィック写真賞2013年ピープル賞(最高に好き)を受賞された、若手にして写真界の重鎮でございます。

(ちなみに上記、「許されざる者」も
竹内先生のお弟子さん福田健太郎さんにお願いしました! 縁。)
 
 
 
文庫: 445ページ
出版社: 集英社 (2014/7/18)
ISBN-10: 4087452093
ISBN-13: 978-4087452099
発売日: 2014/7/18
 
【内容紹介】
江戸中期。対馬藩士・阿比留克人は朝鮮通信使の警固を務める傍ら、
幕府からある極秘任務を請け負う。
日本、中国、モンゴル…。世界を股にかけて活躍した男たちを描く歴史巨編。
第15回司馬遼太郎賞受賞作。
 
 

力強さのなかに人の暖かさもある、
写真がビジュアルにも内容にも効いた残る2冊になりました。

哲朗さん、いつもありがとうございます!

amazonはこちらから。
韃靼の馬 (上)
韃靼の馬 (下)
 

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