「球童 伊良部秀輝伝」田崎健太(講談社)
火曜日, 5月 13th, 2014祝!2014年度ミズノスポーツライター賞 銀賞受賞!!
「球童 伊良部秀輝伝」田崎健太(講談社)の装丁・本文デザイン。
ロッテ〜NYヤンキース〜阪神タイガース等の輝かしい経歴をもちながら
42歳、ロサンゼルスの自宅で自ら命を絶った球童・伊良部秀輝。
誰も知ることの無かった壮絶な人生の裏側を、
死の直前に本人にロングインタビューをした田崎健太さんが
彼が歩いた長い旅の道のりをなぞりながら訪ね、
そのすべて、それ以上を書き切りました。
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2014/5/15にシゴトバーで
著者=田崎健太、写真=岸本勉、編集者=吉田仁、装丁=三村漢で
飲みながらおしゃべりするので遊びに来てね。
住所 東京都港区愛宕1-2-1 (最寄り駅:銀座線 虎ノ門・日比谷線 神谷町駅)
営業時間 19:00〜23:00(wifi・電源あり。)
参加費:2000円(「球童 伊良部秀輝伝」と1ドリンク付き)
詳細なアクセスなどはリトルトーキョーのホームページをご覧ください。
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まずは見て下さい。このふてぶてしさ。これが伊良部だ。
満場一致でこの写真で行くことに!
(写真:西山和明)転載不可
<カバー>
<タイトル文字>
「偶然完全 勝新太郎伝」田崎健太著と同様、
niwanoniwa所有の石井活字をベースに組み立て、
あの清原に「伊良部のストレートが一番速かった」と言わせた
ストレート勝負してみました。
【問題】「球」と「童」はどこにあるでしょうか?
<帯>投げた、打たれた、揉めた、怒った、殴った←名キャッチ。
<トビラ>(元写真:西山和明)
シルエットもなかなかかっこいいっす。
<表紙>
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単行本: 330ページ
出版社: 講談社 (2014/5/10)
言語: 日本語
ISBN-10: 4062188945
ISBN-13: 978-4062188944
発売日: 2014/5/10
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<内容紹介>
2011年7月、伊良部秀輝はロサンゼルスの自宅で自ら命を絶った。享年42。
日米両国の野球界で活躍した右腕が残した成績は106勝104敗に過ぎない。しかし、その数字では語ることができない記憶に残る投手だった。158キロの日本球界最速記録達成、大リーグ移籍をめぐる大騒動、アジア人初のチャンピオンリング獲得(ワールドシリーズ制覇)、2度の逮捕歴、複雑な家庭環境、突然の死・・。
沖縄県コザ(現在の沖縄市)に生まれた伊良部は、尼崎で少年時代を過ごし、野球の才能を認められ、香川尽誠学園にスカウトされる。87年のドラフト会議でロッテに1位指名を受けて入団。94年には最多勝、最多奪三振のタイトルを獲得し、その実績を引っさげヤンキース入り、98年にはチームの世界一に貢献した。2003年には日本球界復帰、阪神タイガース入りしてチームをリーグ優勝に導く。05年に一度は引退し、ロサンゼルスでうどん屋経営に乗り出すが、09年から米独立リーグ、四国・九州アイランドリーグで再びプレーする。そして10年1月に引退を表明した。
伊良部は、多くの人とぶつかり、誤解されながらも、野球を深く愛し、活躍の場、自分を認めてくれる場を求め続けた。それはコザ、尼崎、善通寺、千葉、ロス、ニューヨーク、大阪、高知と、日米各地をめぐる長い旅でもあった。
死の直前に伊良部本人にロングインタビューをした著者は、伊良部秀輝の歩いた日米の土地を歩き、知人たち、さらにはメディアの取材に登場したことがない実父を訪ねる。いままで誰も知らなかった「伊良部秀輝」の姿が、ここにある。
<著者について>
田崎 健太 (たざき・けんた)
1968年3月13日、京都生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などで活躍後、1999年に退社。著書に『cuba ユーウツな楽園』(アミューズブックス)、『此処ではない何処かへ 広山望の挑戦』(幻冬舎)、『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』(講談社プラスα文庫)、『W杯ビジネス30年戦争』(新潮社)、『楽天が巨人に勝つ日ースポーツビジネス下克上ー』(学研新書)、『W杯に群がる男たちー巨大サッカービジネスの闇ー』(新潮文庫)、『辺境遊記』(絵・下田昌克、英治出版)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談社)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『ザ・キングファーザー』(カンゼン)がある。
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<スタンプ>
トークショーの時など買っていただいた方用にスタンプも作ってみました。
読み出すと止まらない右肩あがりの引き込み力。
田崎さんの文章、さすがでございます。
伊良部を知る人や野球人、いや全く知らない人でも
ある日本人の漢の生き様を知って欲しいです。
ありがとうございました。
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