「シゴトとヒトの間を考える」02 中村健太・友廣裕一著(シゴトヒト文庫)
月曜日, 9月 16th, 2013
昨年の「シゴトとヒトの間を考える」中村健太・友廣裕一に続き
第2巻のアートディレクションさせていただきました。
2013年2月8~10日に開催された
「シゴトヒト3days-シゴトとヒトの間にあるものを考える3日間-」の
濃密な3日間が今年も本になりました。
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「シゴトヒト3days-シゴトとヒトの間にあるものを考える3日間-」とは?
場所は昨年と同じ、奈良県立図書情報館。
ファシリテーターは今年も、
ナカムラケンタさん(シゴトヒト代表)と
友廣裕一さん(一般社団法人つむぎや 代表)が務めました。
今年のゲストスピーカーは
★狩りをするヒト
千松信也さん(猟師)
福田安武さん(蜂獲り師、野遊び案内人)
松原英俊さん(鷹匠)
★あきらめたヒト
林厚見さん(東京R不動産)
風間教司さん(日光珈琲 饗茶庵)
青木耕平さん(北欧、暮らしの道具店)
にお話を聞きました。
肩書きは鷹匠からIT起業家まで。よだれもんのメンバーです。
その世界で第一人者の方々が3人。が2テーマ。
なんていう濃さ。奈良でぶつかり合いました。
「あきらめる」というコトバはとても深いです。
あきらめた先が明らかにする過去。
大切なのは、理由が見えてくることでした。
一見関連がなさそうな
「狩り」と「あきらめる」というテーマからみえてくる共通点とは?
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<表紙>
<帯>
<目次>
■第1章 狩りをするヒト
千松信也さん(自分で食べる肉を得るために、運送会社で働きながら狩猟を続ける)/
福田安武さん(自然に遊んでもらいながら野遊び、蜂獲りを生業に)/
松原英俊さん(最大級の猛禽、クマタカ・イヌワシで実猟ができる唯一の鷹匠)/クロストーク
■第2章 あきらめたヒト
林厚見さん(ビジネスの世界を学んだあと建築・不動産のプロデューサーに)/
風間教司さん(自宅を改装したカフェから地元のまちづくりに発展)/
青木耕平さん(メディアとして成立するECサイトをつくり、暮らしを彩るモノを紹介)/クロストーク
■第3章 狩りをするヒト×あきらめたヒトの酒場トーク/
ゲストとファシリテーターのおすすめBOOKS/
付録 自分で本をつくろう!
(ここはniwa no niwaと藤原印刷さんで内容制作させていただきました)
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ISBN:978-4-9906594-1-7
価格:1143円+税
シゴトヒト文庫第2弾を購入できる場所はこちらから
*niwanoniwaデザイン事務所と七曜日でも売っております。<地図>
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すべて自分達で作り上げるので、最後の何日間は、全員で缶詰になり
最高の着地をするために、文章とデザインを各々詰めていきます。
この作業ですべてがつながり、本質を感じとれます。
今年も編集・デザインに関わらせていただいただけでなく、
3daysの初日にniwa no niwaとして
本の作り方を話させていただきました。
最後に、フォーラム中に一番印象的だった言葉をここに記します。
「狂気にも似た一途な想いを胸に抱いて生きろ」
(鷹匠・松原英俊)
(会場写真=大越元)