Archive for the ‘design’ Category

「動物たちの3.11 被災地動物支援ドキュメンタリー」阿部智子(エンターブレイン)

水曜日, 3月 21st, 2012
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「動物たちの3.11 被災地動物支援ドキュメンタリー」
阿部智子著(エンターブレイン)の
装丁をやらせていただきました。
 
あの日から
人間一人一人にも、様々なストーリーがあるように、
動物一匹一匹にも、語り尽くせない多くのストーリーがありました。

動物愛護団体の
NPO法人・アニマルクラブ石巻の代表である阿部智子さんの思いが、
被災後の動物たちが置かれた、寒く厳しい現実と
支援する方々の難しい環境やその強い思いが一人一人の心に語りかけてきます。

僕らが知らないことはたくさんあります。
それを知ることで、1年後10年後になにができるかを考えませんか?
 

カバー


カバー+帯(フジコ・ヘミングさんより、帯にお言葉をいただきました)


表紙


本扉


 
 
 
装画は、ご近所でもあるくぬぎ太郎くんとの初仕事。

彼独特のタッチで、
猫の優しく、どこか悲しい表情を
上手く書き下ろしていただきました。
くぬぎくんの絵が好評です。

彼の作品は繊細で素晴らしいものばかりです。
ホームページでご覧下さい。
本当にありがとうございました!!
 




 

無断転用禁止


 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
単行本: 227ページ
出版社: エンターブレイン
ISBN-10: 404727948X
ISBN-13: 978-4047279483
発売日: 2012/3/23

東日本大震災以降、
全国各地の動物愛護団体が被災地の動物を支援するために、
積極的に活動をしています。
そんな中、被災地である宮城県石巻市でも、
自分自身が被災しつつも動物の支援活動を続けている人たちがいます。
現地支援団体の1つ「NPO法人アニマルクラブ石巻」の
2011年3月11日からの1年間の記録を紹介します。

あの日、何が起こったのか…
震災当日の克明な記録、被災地の実情のほか、
緊急災害時の動物支援の難しさなども取り上げています。
 
amazonは こちらから
 
 
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エンターブレイン
染谷和美さま
 
前回の耳かき猫に続き、
動物のお仕事をありがとうございました。
この一冊が一人でも多くの人に読まれるように宣伝していくつもりです。
今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

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会田法行写真展 「REMEMBER3.11」

火曜日, 2月 28th, 2012
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ポスター


 
会田法行さんが、写真展「REMEMBER3.11」を開きます。
ポスターとDMをデザインさせていただきました。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
◆場 所:ランドリーグラフィックス
◆期 間:3/9(金)〜3/15(木) 期間中は土日も営業します
◆時 間:13:00〜20:00(最終日のみ18:00まで)
 
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9日18:00よりオープニングをします。
 
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ぜひ、会田法行が写した「事実」に、圧倒されに来て下さい。
 

DM表


DM裏


 
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会田法行
あいだのりゆき
米国のミズーリ大学ジャーナリズム学部報道写真学科を96年に卒業し、
朝日新聞社写真部に入社。
松坂大輔が優勝した98年夏の甲子園大会や02年の日韓W杯サッカー、
帰国した拉致被害者などを取材。
03年にフリーカメラマンに転向後、仏・ガンマ通信社と契約を結び、
イラクや広島、長崎などで長期的なドキュメンタリーに取り組み、
国内外の媒体で発表している

米国のハースト財団・全米報道写真チャンピオンシップ(’94、組写真2位)や、
日本でキャノン写真新世紀(’04、佳作)や平間至写真大賞(’06)、
仏国で第20回国際スクープ&ニュース・フェスティバル(’05)などを受賞

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「THE フェイス」横浜市民ギャラリーコレクション展2012

金曜日, 2月 24th, 2012
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A4チラシ表


A4チラシ裏


 
横浜市民ギャラリー コレクション展2012
「THE フェイス ―収蔵作品に見る「顔」の表現」の
トータルアートディレクションをさせていただきました。

一昨年のニューアート展2010「描く-手と眼の快」に続き、
再度仕事がご一緒できて、地元ッ子としてはうれしい限りです。

全員で練り上げていくトータルデザインはいつもゾクゾクします。
しかも、使用作品のなかに憧れの写真があって、びっくり!!

それを使用できることに発憤しつつ、
統一性のあるトータルディレクションができました。
結果的に満足していただき、大変光栄に思います。

展覧は、3/1(入場料無料)から。
桜木町駅となり関内駅からすぐなので、
近くに来た時は、ぜひお立ち寄りください。
 
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タイトル:横浜市民ギャラリーコレクション展2012
THE フェイス ―収蔵作品に見る「顔」の表現―

会期:2012年3月1日(木)~18日(日)18日間
会場:横浜市民ギャラリー 1,2階展示室
開館時間:10:00~18:00[最終入場は17:45まで]
休館日:会期中なし
入場料:無料
主催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
URL:http://www.yaf.or.jp/ycag/
問合せ:Tel. 045-224-7920  Fax. 045-224-7028
E-mail: ycag@yaf.or.jp

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◉紙媒体

ポスター

◉バナー類

1階入口バナー(左右) 枠内が文字可視部分 h=2510mm


2階入口バナー h=1655mm


駅から見える外看板(大) h1,200×w9,000mm


外看板(小)h2,000×w450mm

◉web媒体

web用バナー(クリックすると使用ページへ)


 
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[展覧会概要]
「横浜市民ギャラリーコレクション展」は、収蔵作品を年に一度公開する展覧会です。横浜市民ギャラリーには、1964年の開館以来開催した展覧会の出品作品をはじめ、横浜・神奈川地域にゆかりのある作家の作品を中心に日本画、油彩画、版画、写真、素描、彫刻などおよそ1,300点の作品が収蔵されています。
 2012年のコレクション展のテーマは「顔」です。人の顔や姿はその人を特定し、人物について知ろうとする上でとても重要な手がかりであり、いつの時代も「顔」は人々の関心をひきつけてきました。
今回展示する絵画、写真、彫刻によって表わされた「顔」は、人物を特定できる作品(肖像)もあれば、不特定のモデルを描いた作品、都市や農村に生きる人々を群像としてとらえた作品など様々です。うつしとられた人物と作家との関係や、対象となる人と作家との距離もそれぞれ異なりますが、そこには共通して人の「顔」が描写されることで独特の存在感が宿り、さらには人物を通してその背後にある時代の諸相が雄弁に語られているものも少なくありません。
本展は、「第一章:肖像(仮)」「第二章:横浜に生きるひと(仮)」「第三章:昭和の群像(仮)」(※検討中)の各章で構成され、時代の大きな転換期を経験した昭和の一側面ならびに当時の横浜の様子を、終戦直後から90年代初頭までに制作された約50点のコレクションに見出される人の顔の描写を通じて展観するものです。

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THE-SOUP こころとからだが笑顔になれる愛と野菜のパワースープ(学陽書房)

土曜日, 2月 18th, 2012
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THE-SOUP こころとからだが笑顔になれる愛と野菜のパワースープ」(学陽書房)の
アートディレクションと装幀・本文のトータルデザインをさせていただきました。
 

カバー+帯


 
男気溢れる農家&フォトグラファー倉持壮さんから
突然の呼び出し。行った先には、橋本姉妹!!

その後、南伊豆に3日間撮影に行き、
和気藹々のこのメンバーだからこその楽しんだ1冊になりました。

橋本朋果(左)/橋本明朱花(右) photo by So Kuramochi


 
▼橋本明朱花 Asuka Hashimoto
1983年、福島県で生まれ、自然豊かな環境で育つ。
マクロビオティックを実践、指導する両親をもち、生まれる前からベジタリアン。
15歳でオーストラリアに単身留学。
高校卒業後、アートを専攻しながら語学、国際文化について学ぶ。
帰国後、「食べものが人のいのちを創る」ことに惹かれ、料理の道を選ぶ。
2007〜2009年、東京代官山「Café & Restaurant aSuka」にてシェフとして活動。
2010年よりフリーランスのNature Chefとして、
ケータリング、クッキングライブ、レシピ開発、執筆活動など、
国内外で幅広く活動しながら、
自然と人を、人と人を繋ぐ料理、心が宿る食べものを届けたいと奮闘中。

▼橋本朋果 Tomoka Hashimoto
1985年、福島県で生まれ、自然豊かな環境で育つ。
マクロビオティックを実践、指導する両親をもち、生まれる前からベジタリアン。
16歳でオーストラリアに留学。高校卒業後、ファッションデザイン専門学校を卒業。
デザインを通し、「つくる」ことで繊細かつ大胆な表現が自由自在にできることを学ぶ。
洋服やアクセサリー製作のかたわら、2009年から姉・明朱花の活動にも参加し、
料理のプレゼンテーションから表現する楽しさをさらに広げる。
食材の色や形、特徴を生かし、料理をデザインしながら、
ひとつひとつの「Best」を創作中。

2011年には、京都左京区に「Vege Café & Dining TOSCA」を姉妹でオープン。
素材との出会いから発想される独自の料理を生み出し続けている。

2人の京都のお店はこちら→Vege Café & Dining TOSCA 

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デザイン周りを紹介。
 

カバー



表紙


 

豆とパプリカのスープ


ごぼうとカシューナッツのポタージュ


  

トマトとペコロスのごろごろスープ


ほうれん草とコーンのコラボポタージュ


 

ニラともやしのカレー風味スープ


 
他にも、全37種類のスープレシピ満載です。
パスタやサンドウィッチもあるよ。
どう? 作って食べたくなったでしょ?
 
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THE-SOUP こころとからだが笑顔になれる愛と野菜のパワースープ!
橋本明朱花/著 橋本朋果/著
出版社名 : 学陽書房
出版年月 : 2012年2月
ISBNコード : 978-4-313-87140-3
(4-313-87140-3)
税込価格 : 1,680円
頁数・縦 : 103P 21cm

今回、印刷は加藤文明社さんとの初めてのお仕事だったのですが、
腕利きの職人さん達のおかげで、とてもいい色味が出ております。
ありがとうございました。

amazonは、こちらから。
 

広告も作りました。


 
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マクロビな人もそうじゃない人も是非!

食材本来の味を引き出したスープが
一番美味しいんだってことを知りました。
僕もガシガシ作っては飲んでいます。

スーパー編集者・根津さま
本当に本当に楽しく思い出深いお仕事でした。
卓越した舵取りと笑いのおかげで、
作り手が楽しんでいることが読者に伝わる本になったとおもいます。
また面白い本を作りましょう! ありがとうございました!
 
   


 

 

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「ゲバラ 最期の時」 戸井十月(集英社文庫)

木曜日, 2月 9th, 2012
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「ゲバラ 最期の時」 戸井十月著(集英社文庫)の
装丁と本文デザインをさせていただきました。

僕はずっとずっと戸井十月さんのファンでした。
そんな戸井さんの本に、今回関われたことを大変光栄におもいます。

しかも! 装丁進行中に
「偶然完全 勝新太郎伝」田崎健太著(講談社)の出版パーティーがあり、
そのゲストがなんと帰国直後の戸井さん(腕の怪我はもう大丈夫なのでしょうか?)!!

そんな縁に一人で興奮しつつ、
気合い入れた数種のラフから
シンプル・パワフルなものを選んでいただけました。よかった〜。

壁画のゲバラの帽子の「★」と
欧文「CHE GUEVARA」を重ねる遊びをしてみましたよ。

中身も渾身の内容。
ゲバラはなぜ殺され、隠されたか。
戸井さんだからこそ迫れた真実と貴重な写真がここにあります。 
そして「誰がどうしても、目を閉じないゲバラ」の写真が凄い!!
ぜひ、一読ください。
 
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革命家ゲバラに訪れた最期の真実とは!?
キューバ革命を成立させた革命家チェ・ゲバラは39歳の若さで処刑された。
死の間際まで彼が抱き続けた希望とは一体なんだったのか。
当時を知る人びとの証言を交えながら、ゲバラの真の姿に迫る。

■ISBNコード: 978-4-08-746787-1
■判型/文庫 総ページ数:256ページ
■定価:520円(税込)
■発売年月日: 2012年1月20日
 
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集英社・飛鳥壮太さま
いつもありがとうございます。
そしてご結婚おめでとうございます。
益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます! 
 

 
amazonはこちらから

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「春を待つ里山 原発事故にゆれるフクシマで」山口明夏・会田法行(ポプラ社)

月曜日, 12月 26th, 2011
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春を待つ里山 原発事故にゆれるフクシマで」(ポプラ社
写真=山口明夏 文=会田法行のアートディレクションをさせていただきました

東北地方太平洋沖地震から、はや8ヶ月。
多くの人の身体と心に深い傷を残したままです。
そして放射能被害もまた、これから長い間、
深刻な被害をもたらすことでしょう。

そのフクシマで、今を前向きに生きようとする人々を
現場で撮影された多くの写真と共に紹介し、
また、原子力発電とは一体何かを知るきっかけになる一冊として完成しました。

これは児童書です。
これからを担う子供達にぜひ読んでいただきたいと思います。

カバー周り


帯(カバー背と帯には蛍光色DIC2545Sを使用)


表紙(特色1C)


表紙をピンクにして、春をイメージ。カバー越しにチラッとピンクが気に入ってる


表紙


表紙タイトル文字は擦ったように


印刷所は、瞬報社写真印刷さまにお願いしました。
少数精鋭の優秀なプリンティングチームが、
より一層残る本に魔法をかけてくださいました。
印刷立ち会いもスムーズに進みました。ありがとうございました。

両面同時印刷(32P分)は速い速い! 凄い技術の結晶。(撮影=会田法行)


 
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単行本: 112ページ
出版社: ポプラ社 (2011/12/21)
言語 日本語
ISBN-10: 4591127044
ISBN-13: 978-4591127049
発売日: 2011/12/21
商品の寸法: 21.9 x 15.9 x 1.9 cm

内容紹介
2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が起きました。
津波による甚大な被害は、ニュースを通して、大きな衝撃を与えました。
一方、今までと変わらな穏やかに見える里山にも深刻な被害が起きています。
福島第一原子力発電所の事故による放射線被害です。

ある日突然、自分たちの住む場所を「計画的避難区域」に指定されてしまった人々。
農業・酪農を営む人々にとって、それは住む場所を変わるということにとどまらず、
生活そのものを奪われるということでした。
また、放射線被害は長い年月続いていきます。未来をも奪われた人々。
それでも前向きに生きようとする人々のの「今」を写真と共に紹介ししました。
また、わたしたちの生活に大きくかかわる原子力発電とは
一体何なのかを考えるきっかけになる一冊です。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
山口明夏さま
今回は初めてお仕事をさせていただき、ありがとうございました。
独特のタッチで捉えた家族の表情や空気感、とてもグッときました。
写真で伝えられること、写真でしか伝えられないこと、見つけていきましょう!
そして、また仕事をご一緒できることを楽しみにしております。

会田法行さま
いつも大変お世話になっております。
今年1年は本当に色々なことがありました。
会田さんとのお仕事に関われたこと、大変光栄に思います。
おかげでとてもとても多くの事を知ることができました。
これからも、僕らが出来ることを続けて行きましょう!
よろしくお願いいたします。

萩原由美さま
父の事務所以来、またお仕事をご一緒できましたね。
僕らが子供たちに伝えなければいけないことは沢山あります。
その一つに関わることができて、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも僕らなりにできることを話し合い、考えていこうとおもいます。
児童書だからこそできることを探してみます!
今後ともよろしくお願いいたします!

 
amazonはこちらから

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「観月観世 或る世紀末の物語」曽野綾子(集英社文庫)

木曜日, 12月 15th, 2011
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 「観月観世 或る世紀末の物語」(集英社文庫)
曽野綾子先生の装丁をさせていただきました。

「カンゲツカンゼ」と読みます。
 
文字が月明かりで光っている効果を出したかったので
黄色ぼかしで浮き上がらせました。

単行本の緒方修一さんの装幀が内容とも整合していて
とても素晴らしいデザインでしたので、着地点にとても悩みましたが
数種類のラフ案を曽野先生には気に入っていただけたようで一安心。

単行本(装幀=緒方修一/装画=立原位貫)


 
今回は、立原位貫先生の横位置の絵をトリミング無しで活かしたい理由から
曽野先生はこちらを選ばれました。

カバー

amazonはこちらから
 
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文庫: 216ページ
出版社: 集英社 (2011/12/15)
言語 日本語
ISBN-10: 4087467783
ISBN-13: 978-4087467789
発売日: 2011/12/15
商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
 
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
作字したタイトルの「月」の字にもいろいろあります。
たとえばこれ。
過去の偉人の書を参考にしたりします。
みなさんはどの月が好きですか?

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「山岳島 屋久島」秦達夫写真展(canon)ディレクション

日曜日, 12月 11th, 2011
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A1ポスター(満月の光に照らされた縄文杉!!)


秦達夫写真展「山岳島 屋久島」 canonギャラリーS
デザインディレクションをさせていただきました。
 
秦達夫さんと初めてお会いしたのは、
今年のNature Photo Aid 2011復興支援チャリティー写真展でのこと。
 
その縁が、canonでの写真展ディレクションのお話に繋げてくれました。

写真展DM


DM用封筒


A4チラシ表


A4チラシ裏


古代の書体「木活字」を古い文書から拾って作字。写真集にも使っていただいております


 
10月に屋久島に行く機会がいただきました。
1年のうちほとんどが雨の屋久島。
生まれるべくして生まれた生態がそこにありました。

写真展では
自然がそこにあるような構図と
強いメッセージ性で迫った写真が盛りだくさんです。
山岳部だけではなく、海中や雪の屋久島などなど、
普段みることができない作品の数々!!

屋久島に行ったことある方、興味がある方、
野宿野郎から山ガールの方まで老若男女で楽しめます。
ぜひ品川に寄ってみてください。

壮大な力と大地の安らぎ、自然の豊潤がそこにあります。

会場内用巨大バナー(完成が楽しみ!)


 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  
■写真展詳細
2011年12月22日(木)~2012年2月7日(火)
開館時間:10時~17時30分
休館日 日曜日・祝日 ※年末年始休館:12月29日(木)~2012年1月4日(水)

canonギャラリーS
東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F
03-6719-9021
品川駅より徒歩約10分

くわしくはこちらから
  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
秦達夫(はた・たつお)

1970年長野県生まれ。
自動車販売会社退職後、バイクショップに勤務。
家業を継ぐ為だけに写真の勉強をはじめるが、
写真に自分の可能性を見出し写真家を志す。
写真家竹内敏信氏のアシスタントを経て独立。
「継承」をテーマに自然風景や民族芸能を精力的に取材。
アマチュア指導にも定評がある。
EOS学園東京校講師。
2011年12月に写真集『山岳島 屋久島』を上梓。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
秦さま
お仕事をご一緒させていただきありがとうございました。

屋久島の裏側の強さを教えていただき、
いまだに余韻に浸っております。
また屋久島に帰りたいです。

見た人の心の芯にデーンと直立する写真展になりますように。
今後ともよろしくおねがいします。
 
 

秦さんが教えてくれた屋久島の民宿のご夫婦と飯最高だったな。三岳と唐揚げ。歴代一位の宿。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
巨大バナーが完成!圧巻。
 

会場入口を見上げると・・・

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「偶然完全 勝新太郎伝」田崎健太(講談社)

金曜日, 12月 2nd, 2011
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表1


 
「偶然完全 勝新太郎伝」(講談社
著=田崎健太の装訂・本文デザインをやらせていただきました。

田崎健太さんとは、niwanoniwaとして、
辺境遊記(英治出版)、安田忠夫引退興行などなど
公私ともに大変お世話になっております。

著者の田崎さん本人の秘話はこちらにたくさんあります。
ぜひ読んでみてください。
  
 
今回は、カバー写真(裏のカットも)に
尊敬する操上和美さんが
撮影されたカットを使用させていただきました。
クレジットに名前が並んだだけで、感動です。
ご覧いただければわかるとおり、とても強い写真です。
 

帯付き

強い写真ですので、文字周りはベーシックにして、
お互いが邪魔しない位置で、相乗的に生きてくるようにしました。
   

表紙

表紙は銀1色で刷ってみました。評判良し! うまく色が出てよかった〜
 

本文指定

402ページと長編なので、疲れるストレスが無いように組みました。
 
 
 
タイトル書体は、勝さんがご活躍されていた時代の
活版印刷で使われていた伝統的な活字を取り寄せて、作り込みました。
 

よ〜くみると細部がギザギザになってたり。うん、アナログは最高だ


  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

グウゼンカンゼンカツシンタロウデン
偶然完全 勝新太郎伝
著者: 田崎健太
出版社: 講談社
発行年月日:2011/12/02
サイズ:四六判
ページ数:397
ISBN:978-4-06-217474-9
定価(税込):1,995円

こんな痛快な男はもうどこにもいない
「大統領や首相の代わりはできるけど、勝新の代わりは誰ができるんだ?」
「今後はパンツをはかないようにする」
「俺としゃぶしゃぶか? 一つ“シャブ”が多いんじゃないか?」
「最後の弟子」が描く「最後の役者」勝新の真実
みんな勝新が大好きだった

<主な内容>
何度呼んでも起きまへん/資本金ってなんだい?/中村玉緒との夫婦生活/
俺が座頭市なんだ/勝プロダク損/百年早い/仲代とは終わったな/
石原裕次郎とどっちが格好いい?/騙したい奴には騙されてやればいい/
大変なことが起こったんだ/神が降りて来ない/今後はパンツをはかないようにする/
俺の弟子になったんだって?/なんで、ここなんだい?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

田崎健太さま
講談社編集者Mさま
 
この度は、お仕事をご一緒できたことを大変うれしく思います。

お話をいただいてから一年弱。
細部まで作り込めることができて、
niwa no niwaとしても大切な1冊となりました。

完成にとても満足いっております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
 
 

 
カバー下から覗く銀が気に入っています

 
 
 

出版記念パーティにて(左から、三村、下田昌克画伯、田崎健太さん、大西美穂女史の辺境遊記チーム)

amazonは、こちらから

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追記

講談社「今月のグッド・ブックデザイン」に選ばれました〜!!やったー。
 

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「クリエイティブBe」会社ロゴ/名刺デザイン

月曜日, 11月 21st, 2011
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IC(4C/1C)


 
TV番組制作会社「クリエイティブBe」の
会社ロゴと名刺をデザインさせていただきました。

クリエイティブBeは、
李 憲彦さんを筆頭に、時代と現在を見つめ、
観る人に感動を残す映像製作の精鋭集団です。
 
過去には、appleコンピューター(すごい!!!)や「知ってるつもり?!」の仕事から
最近では「吉永小百合 被爆65年の広島・長崎」 NHK総合
韓国ドラマ 『冬のソナタ』最終章 奇跡が生まれた メイキングDVD まで

素晴らしい仕事ばかりされていらっしゃいます。
 

名刺デザイン(肩書き・名前はダミー)

 
「クリエイティブBe」の過去の仕事はこちら
  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
李さま
また、appleの創成期のお話や裏話を聞かせてください。
最高に楽しかったです!!

堀さま
いつもありがとうございます。今後とも悠々として急ぎましょう。

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