「偶然完全 勝新太郎伝」田崎健太(講談社)
「偶然完全 勝新太郎伝」(講談社)
著=田崎健太の装訂・本文デザインをやらせていただきました。
田崎健太さんとは、niwanoniwaとして、
辺境遊記(英治出版)、安田忠夫引退興行などなど
公私ともに大変お世話になっております。
著者の田崎さん本人の秘話はこちらにたくさんあります。
ぜひ読んでみてください。
今回は、カバー写真(裏のカットも)に
尊敬する操上和美さんが
撮影されたカットを使用させていただきました。
クレジットに名前が並んだだけで、感動です。
ご覧いただければわかるとおり、とても強い写真です。
強い写真ですので、文字周りはベーシックにして、
お互いが邪魔しない位置で、相乗的に生きてくるようにしました。
表紙は銀1色で刷ってみました。評判良し! うまく色が出てよかった〜
402ページと長編なので、疲れるストレスが無いように組みました。
タイトル書体は、勝さんがご活躍されていた時代の
活版印刷で使われていた伝統的な活字を取り寄せて、作り込みました。
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グウゼンカンゼンカツシンタロウデン
偶然完全 勝新太郎伝
著者: 田崎健太
出版社: 講談社
発行年月日:2011/12/02
サイズ:四六判
ページ数:397
ISBN:978-4-06-217474-9
定価(税込):1,995円
こんな痛快な男はもうどこにもいない
「大統領や首相の代わりはできるけど、勝新の代わりは誰ができるんだ?」
「今後はパンツをはかないようにする」
「俺としゃぶしゃぶか? 一つ“シャブ”が多いんじゃないか?」
「最後の弟子」が描く「最後の役者」勝新の真実
みんな勝新が大好きだった
<主な内容>
何度呼んでも起きまへん/資本金ってなんだい?/中村玉緒との夫婦生活/
俺が座頭市なんだ/勝プロダク損/百年早い/仲代とは終わったな/
石原裕次郎とどっちが格好いい?/騙したい奴には騙されてやればいい/
大変なことが起こったんだ/神が降りて来ない/今後はパンツをはかないようにする/
俺の弟子になったんだって?/なんで、ここなんだい?
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田崎健太さま
講談社編集者Mさま
この度は、お仕事をご一緒できたことを大変うれしく思います。
お話をいただいてから一年弱。
細部まで作り込めることができて、
niwa no niwaとしても大切な1冊となりました。
完成にとても満足いっております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
カバー下から覗く銀が気に入っています
amazonは、こちらから
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追記
講談社「今月のグッド・ブックデザイン」に選ばれました〜!!やったー。
Tags: book design
[…] 「偶然完全 勝新太郎伝」田崎健太(講談社) […]
[…] 新”の内実を本書で明かしています。 田崎氏は、一昨年刊行した勝新太郎の伝記「偶然完全 勝新太郎伝」(講談社)でも注目を浴びました。 彼の取材方法のモットーは、相手の懐に […]
[…] 辺境遊記(AD山下リサ)、 「偶然完全 勝新太郎伝」田崎健太(講談社)、 […]
[…] (写真:西山和明)転載不可 「偶然完全 勝新太郎伝」田崎健太著と同様、 niwanoniwa所有の石井活字をベースに組み立て、 […]
[…] 著者について 田崎健太((たざき・けんた) 1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。著書に『cuba ユーウツな楽園』 (アミューズブックス)、『此処ではない何処かへ 広山望の挑戦』 (幻冬舎)、『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』(講談社プラスα文庫)、『W杯ビジネス30年戦争』(新潮社)、『楽天が巨人に勝つ日-スポーツビジネス下克上-』 (学研新書)、『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、『辺境遊記』(絵・下田昌克 英治出版)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談社)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、「ザ・キングファーザー」(カンゼン)、『「球童 伊良部秀輝伝」』(講談社)などがある。早稲田大学スポーツ産業研究所 客員研究員。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 単行本: 496ページ 出版社: 集英社インターナショナル (2015/7/24) ISBN-10: 4797672862 ISBN-13: 978-4797672862 発売日: 2015/7/24 商品パッケージの寸法: 19 x 13.8 x 3.2 cm amazonは、こちらから。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 田崎健太さん、 集英社インターナショナルのプロレス馬鹿編集者・中込勇気さん、 「箔押しやっていいよ」、いまでも耳に残っています。舵取り・中丸一朗さん、 本当にありがとうございました。 […]